結婚指輪・婚約指輪の由来 - 結婚指輪・婚約指輪の専門店アンジェリック フォセッテ
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高崎店
2024.03.22
結婚指輪・婚約指輪の由来

みなさまこんにちは
婚約指輪・結婚指輪・プロポーズリング専門店
アンジェリックフォセッテ高崎店です。

結婚の際に用意される婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)。
この風習はいつ頃から始まったのでしょうか?
今回はその歴史や由来についてご紹介いたします。

今では、プロポーズをする際に婚約指輪が必要、結婚するから結婚指輪が必要と、
なんとなく思われていますがなぜ、指輪を結婚の誓いに用いるようになったのでしょうか…。

じつは婚約のときに指輪を贈る風習は、古代ローマ時代にまでさかのぼるといわれています。

紀元前3世紀くらいには男性が女性に対し婚約の証を贈るという習慣はありまして、
当初は「鉄製」の輪っかを着けていたそうです。
花嫁は未来の夫に対して純潔を守る義務が発生したとされています。
その後約2世紀ごろ、指輪のマテリアルは鉄に変わって「金(ゴールド)」で作られるようになります。

そもそもなぜ「輪っか」なのか?

古代エジプトで使われていた象形文字では、結婚を「円」で表しており、丸い指輪の形を象形文字の「円」に重ねて意味も併せていたそうです。
「円」には、「永遠に途切れない」「円は終わりが無い」などの意味が込められていますので、結婚の象徴として指輪が用いられるのも納得がいきます。

婚約指輪・結婚指輪はなぜ左手薬指にはめるのか?

左手の薬指に婚約指輪を着ける習慣は古代ローマ時代からあり、「左手は心臓に近く、薬指が心臓に直接つながる太い血管がある。」や「人の心は心臓の中にある。」などと考えられていたためといわれています。
さらには、現実的な話になりますが、人口の半数以上が利き手が右ということもあり、利き手に指輪を着けていると邪魔になったり、指輪自体にキズや汚れが付きやすくなりますので、一番衝撃を受けにくくアクションの少ない左手薬指に婚約指輪や結婚指輪をはめやすいということも考えられます。
ただヨーロッパの一部では右手薬指に結婚指輪をはめる風習もあるようですし、左手の薬指でなくてはならない決まりはあまりないようです。

ちなみに指輪を着ける指によって色々な意味が込められています!
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親指   右手・・・指導力、リーダーシップを司る

     左手・・・目標の達成、困難に立ち向かう

人差し指 右手・・・集中力を高める、現実を導く

     左手・・・積極性を出す、進路を導く

中指   右手・・・邪気を払う、行動力を早める

     左手・・・協調性を高める、迅速な判断力

薬指   右手・・・心を安定させる、創造性を高める

     左手・・・絆を深める、愛情を深める

小指   右手・・・個性を発揮、自身の魅力アップ    

     左手・・・チャンスを呼び込む、恋愛運アップ

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余談でしたがお手持ちの指輪を着ける際には、ぜひご参考にしてみて下さい♡

婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになったのは?

婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになったのは、おおよそ15世紀ごろといわれております。

それまでは、エメラルドやルビー、サファイヤなどの宝石を婚約指輪に留めることが一般的でしたが、研磨やカット技術の向上に伴い、ダイヤモンド付きの婚約指輪が使われるようになっていきました。

ダイヤモンドをあしらった婚約指輪はハプスブルク家のマキシミリアン大帝(神聖ローマ皇帝)とブルゴーニュ公国シャルル公の娘マリーと婚約する際にダイヤモンドをあしらった婚約指輪が贈られたのが起源とされています。
ふたりのイニシャルである『M』の形にダイヤモンドを並べた婚約指輪を贈ったとされております。

当初ダイヤモンドを使った婚約指輪は、王侯貴族など一部の階級層でしか手に出来なかったのですが19世紀にはダイヤモンドの鉱山が発掘され安定した供給が出来るようになったため、一般の人々にも広まってきたと言われております。

ダイヤモンドは、硬度が高く傷つきにくい宝石で永遠の愛を象徴する宝石と言われております。

お2人の愛が永遠に続きいつまでも輝き続けるなど婚約指輪に一番ふさわしい宝石がダイヤモンドであるのではないでしょうか。

結婚指輪の由来について

婚約指輪を贈る習慣がローマ時代に行われていたのに対して、結婚の際に男女で指輪を交換する習慣ができたのが9世紀ローマ教皇であるニコラウス1世の結婚が由来とされています。
当時は「花嫁に金の指輪を、花婿には鉄の指輪をそれぞれ交換した」と言われております。

その後、結婚指輪の交換が徐々に広まっていき、13世紀には今と同じように男女間で結婚指輪を交換するのが一般的になったと言われています。

日本に結婚指輪(マリッジリング)が伝わってきたのは?

日本に結婚指輪が伝わってきたのは明治時代といわれております。
江戸時代まで日本は諸外国との交流を規制する鎖国政策を行なっており、もともと指輪を着ける習慣があまりなく、キリスト教式の結婚式などごく一部の人々の間だけで結婚指輪の交換がなされておりました。

日本で婚約指輪(エンゲージリング)が定着してきたのは?

婚約指輪が日本に定着したのが昭和40年代くらいとの事です。
昭和30年半ばごろまではダイヤモンドの輸入制限があり、婚約指輪を贈る風習は一般化していませんでした。
昭和40年代になりダイヤモンドの輸入制限も緩和されダイヤモンドが広く知れ渡り一般化していきました。

「婚約指輪はお給料の3ヶ月分」などとイメージをお持ちの方も多いと思われますが、これは1970年代にダイヤモンド供給会社によるプロモーションで言われていたことです。
実際は全国平均、全ブランド含め一般的な相場は30万円台となっております。

ちなみに・・・
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本日は婚約指輪・結婚指輪の発祥、その歴史や由来についてご紹介いたしました。
ご覧いただきありがとうございました♡